離婚について思う事(考えなければならない事)
- 2020.05.28
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私たちは「浮気調査」を行うとき、依頼者に一番に問うことがあります。
それは「相手(対象者)が黒、すなわち不貞行為に及んでいた時どうなされるおつもりですか?」と
①ただ単に真実が知りたい。
②浮気相手と別れさせたい。
③相手に慰謝料を請求したい。
④離婚したい(慰謝料も含め)。
の4つのうちのどれかにあてはまると思います。
今回は①②③は割愛させて頂き④の【離婚したい】について、離婚する場合、家族に及ぶ影響についてお話しできればと思います。
●●離婚した時の家族への影響●●
離婚は家族全員に大きな影響を与えます。
住む環境や名前が変わったり、特に小さな子供がいる場合には、子供の生活まで変えてしまうため、親は真剣に考えなくてはなりません。
離婚の問題が家族に対してどのように影響するのか考えてみましょう。
●父親が子供を引き取る場合(親権を得られる可能性9%)
父子家庭の状況は、母子家庭の10%未満です。
父親は育児を考える時間が少なく、子育てをしようと思えば“出張が出来ない” “残業が出来ない”など仕事に支障が多く出てくるこがあります。
女性より高い賃金を得られることは多いのですが、同じ境遇にいる人も少なく、そのような方と話し合ったりすることも少なく父親の苦しみがわかってもらえないような状況です。
●母親が子供を引き取る場合(親権を得られる可能性91%)
実際このケースが90%以上です。
現在女性の社会進出が進んでいると言っても子育てを優先することが多く、アルバイト・パートでの勤務が主となり経済的に生活の安定が築けず不安定な状況での育児になります。
また精神的にも安らぐ場所もなく子育てをすることだけに時間を費やし、精神的に大きな負担になります。
●子供への影響
1番優先しなければならない事です。
離婚の本当の理由を言わず、両親だけで問題を解決してしまう方が多くいます。
これは子供に“心配をかけたくない” “嫌な思いをさせたくない” “傷つけたくない”という思いやりも影響しているようです。
しかしこの行動は「自分が原因だったのでは?」と子供に不信感や大きな不安を与えてしまっていることがあります。
また「これから自分はどうなるのか?」「父親母親どちらと生活するのか?」「転校することになるのか?」「住むところは変わるのか?」数え切ればきりがないほど生活が変わる一大事です。
家族の中で子供の居場所を確保し、子供の存在を認めるためにも、まずは子供の意見を聞く事が自分たちも冷静になって判断できるチャンスではないのでしょうか?
現代家族で増えている離婚問題は家族にとって大きな影響を与えます。
離婚を考える場合には離婚と言う選択肢が家族にとって本当にいいものかどうかを冷静に立ち止まってもう一度考える必要があるのではないでしょうか?
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